皆様、こんばんは。奄美市議会産業建設委員会の行政視察も今日が３日目、
今日は群馬県の富岡市と高崎市を訪問しました。

ですが、昨日訪問した金沢市の報告がまだ途中ですので、それを優先し、
富岡市と高崎市については、今後発信したいと思います。

ちなみに、昨日は富岡市のホテルのＰＣから、今日は東京のネットカフェから書いております。



（金沢市役所前にある「百万石まつり」のオブジェ）


今回は、外国人観光客の受け入れ対応について。
これは金沢市観光協会の公式サイトを見て頂ければ一目瞭然、奄美市より相当進んでいます。
http://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/

また、具体的な事業としては、
①国際観光誘客宣伝事業：１，０６４万円
・アジア諸国や欧米豪を対象にエージェントやメディアの招請、現地キャンペーン等を実施し、誘客を図る。

②海外誘客セミナー開催事業：１００万円
・市内の観光関連事業者等を対象に、海外誘客の現状と今後の展望、多言語化への対応、ムスリム対応、
　免税制度等の内容について、セミナーを４回ほど開催する。

③外国人旅行者受け入れ環境整備事業：３００万円（石川県との共同事業）：３００万円
・観光関連事業者（宿泊・観光・飲食・商業）を対象として、受け入れに必要な設備改修、多言語による情報発信等に
　かかる経費の一部を支援する。
　（例；外国語表記・案内、指差し会話シート・メニュー、クレジットカード決済、外国語パンフレット・ＨＰ等）

などなど、他にも多くの施策・事業がありました。
国際観光としての意識も高く、たしかにアジア系（主に台中韓）や欧米の観光客も多かったです。
このことは、金沢の人々が加賀百万石・前田家の歴史を中心に伝統や文化を守ってきたことによるのかもしれません。

そのことと密接に関わる、伝統工芸の振興策については、次回に書きます。